2023年 宮古島新民謡「島里ぬ宝(スマザトゥヌタカラ)」

2023年 宮古島新民謡「島里ぬ宝(スマザトゥヌタカラ)」

唄三線:狩俣良眞、川満美生

太鼓:砂川昌太郎

〖島里ぬ宝〗
作詞:川満美生
作曲:狩俣良眞

(解説)
宮古島の昔からの食べ物、お祝いの時の様子、島の情景を詠んだ宮古島の新民謡になります。

(歌詞)

飲きゃぎさまち うやんまた
んぎゃなずぅから ぴぃちきな
今日まい一日やがんずぅど
くいがど我んたが里ぬ宝


甘蔗ぬんまさや さたぱんびん
芋ぬんまさや 芋ぱんびん
あつこぅこぅちぬ さんぴん茶
くいがど我んたが里ぬ宝


祝ぬ座んな 海水どうふ
ミジュン パダラ グルクン さい
んまむぬふぁいてぃ嬉すむぬ
くいがど我んたが里ぬ宝


泣き 笑いど唄三線
今日や皆なし 踊らでぃさい
懐かす顔ぬ笑い華
くいがど我んたが里ぬ宝
忘しゃならんど 島ぬ宝

(歌意)

召し上がってください、おじぃおばぁ達
ニガナ和えから、ニンニクの漬物
今日も1日元気でね
これが私達の里(故郷)の宝


サトウキビの美味しさは サーターアンダギー
芋の美味しさは芋天ぷら
そして温かいさんぴん茶
これが私達の里(故郷)の宝


祝いの席には海水で作る豆腐に
ミジュン、パダラ(ヤクシマイワシ)、グルクンだよ
美味しいものを食べて嬉しい
これが私達の里(故郷)の宝


泣いて笑って唄三線
今日は皆で踊らないとね
懐かしい顔は笑顔の華だよ
これが私達の島の宝
忘れてはいけない島の宝

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