唄三線:狩俣良眞、川満美生
太鼓:砂川昌太郎
〖島里ぬ宝〗
作詞:川満美生
作曲:狩俣良眞
(解説)
宮古島の昔からの食べ物、お祝いの時の様子、島の情景を詠んだ宮古島の新民謡になります。
(歌詞)
①
飲きゃぎさまち うやんまた
んぎゃなずぅから ぴぃちきな
今日まい一日やがんずぅど
くいがど我んたが里ぬ宝
②
甘蔗ぬんまさや さたぱんびん
芋ぬんまさや 芋ぱんびん
あつこぅこぅちぬ さんぴん茶
くいがど我んたが里ぬ宝
③
祝ぬ座んな 海水どうふ
ミジュン パダラ グルクン さい
んまむぬふぁいてぃ嬉すむぬ
くいがど我んたが里ぬ宝
④
泣き 笑いど唄三線
今日や皆なし 踊らでぃさい
懐かす顔ぬ笑い華
くいがど我んたが里ぬ宝
忘しゃならんど 島ぬ宝
(歌意)
①
召し上がってください、おじぃおばぁ達
ニガナ和えから、ニンニクの漬物
今日も1日元気でね
これが私達の里(故郷)の宝
②
サトウキビの美味しさは サーターアンダギー
芋の美味しさは芋天ぷら
そして温かいさんぴん茶
これが私達の里(故郷)の宝
③
祝いの席には海水で作る豆腐に
ミジュン、パダラ(ヤクシマイワシ)、グルクンだよ
美味しいものを食べて嬉しい
これが私達の里(故郷)の宝
④
泣いて笑って唄三線
今日は皆で踊らないとね
懐かしい顔は笑顔の華だよ
これが私達の島の宝
忘れてはいけない島の宝
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