清水早子さん:2.26 宮古島自衛隊電子戦部隊車両搬入阻止行動を語る「一人一人が代表」の闘い
2025.03.07 録画
発言者:清水早子(宮古島)、上原正光(石垣島)、照屋寛之(沖縄島)、和田香穂里(馬毛島・種子島) 司会:大竹秀子(NY)
抜粋:
清水早子さん:
20名ぐらいですかね、軍用車両の前に寝転んでスクラム組んで止めようと。
団結とか連帯というのは、私達に向かってくるものに対峙する現場で育つもんだなというふうに思いました。現場で、対峙すべき相手と向き合う場所で行動をともにする、そこで戦うというときに生まれてくるものっていうのは、本当に違うんだなと。
前夜作戦会議やりましたけれども、現場で行動を決心し、判断するのは皆さん1人1人なわけですよね。それが本当によく表れてました。1人1人が、決意し判断し行動してる。自分の決意・意思で。
CTS闘争のときの崎原盛秀さんが書かれた「1人1人が代表」という本を読んだときにすごい感動したんですけども、まさに1人1人が代表という言葉をそこで実現しているかのようなね、2.26だったと思っています。
沖縄島から駆けつけた照屋寛之さん:
憲法前文には、国民は平和に生存する権利を有するといわゆる平和的生存権がうたわれている。そして、憲法13条では幸福追求権が謳われている。それなのにこのようなミサイル配備の基地がどんどん強化されるということを我々はとてもじゃないけど、幸福追求権も無視されてるのかなとあるいはもっと広く言えば憲法14条でいう法のもとの平等。どうして沖縄県が過度にこういう目に遭わなければいけないかと、そして宮古がこういう目に遭わないといけないのか。
私はもう理論的に政府にどうのこうの言ったって日本政府は、聞く耳を持たない。沖縄を日米安保の質草として生贄として、アメリカに捧げると。日米安保さえ、アメリカの軍事戦略に貢献するためには沖縄を太平洋の捨て石にしてもいいんだというふうにしか沖縄を思っていない。
そもそも自衛隊が入るまで戦争を意識しなくてもすんでいた宮古島が、与那国が石垣が、自衛隊が配備されて、住民を守ると言ったものの、有事になる
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