沖縄県は宮古島市の保育園で腸管性出血大腸菌O157の集団感染が確認されたと8月16日発表しました。
県によりますと、2024年7月、宮古島市内の保育園に通う3歳の男の子が腸管出血性大腸菌O157に感染していることがわかりました。医療機関からの届け出を受けた宮古島保健所が男の子が通う保育園を調査した結果、園児やその家族、職員合わせて18人の感染が確認されました。重症者はいないということです。
O157は腹痛や下痢を引き起こし、時には脳症などの重度な合併症を起こすことがあります。県は保育園などの調査を進め、感染源や感染経路を調べるとともに、夏場は細菌が繁殖しやすいため食材にしっかり火を通すことや手洗いなどの感染対策を徹底するよう呼び掛けています。
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