2016年8月3日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。
飼い犬の放し飼いや野犬が増えている宮古島保健所管内で、
犬にかまれる「咬傷事故」の発生割合が
突出して高いことがこのほど、
宮古島保健所の調査で分かりました。
2012年からおととしまでの3年間に
県内外で発生した咬傷事故の件数を
人口10万にあたりの割合に換算して他地域と比較すると、
宮古管内は倍以上ありました。
また、宮古管内で人をかんだ犬のうち、
飼い犬が75%で、飼い主が不明な犬が14%となっており、
およそ9割が飼い犬でした。
一方、宮古管内の咬傷事故の発生時における状況別では、
放し飼いが32・9%で最も高く、
次いで犬小屋係留時が27・4%、
リードをつないだ状態での散歩中が17・8%でした。
野犬や野良犬の割合は11・0%でした。
こうした中、宮古保健所でこのほど開かれた
「健康危機管理対策連絡会議」で管内の状況が発表され、
生活環境班の中込秀子さんが
「適正な飼い方を島全体で理解することが大切だ」と語りました。
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