「学校給食に牛乳継続を➖宮古島市➖」
方言ニュース2月7日(水)放送分。
今日の担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
宮古島市で唯一、酪農をする農事組合法人が
廃業する意向を示していることについて、
市民有志でつくる宮古島市民の会はこのほど、
市内で記者会見を開き、学校給食での牛乳提供継続へ向け、
市民の行動と下地市長が積極的に関係者間の
調整に動くことを求める声明文を発表しました。
声明文では
「児童生徒の健全な心身の発育に関わる問題を、
市民自体が主体的に解決していこうという意識の高まりを期待する」
などとしており、業者間に財務問題が存在するならば、
議会の理解を得て、緊急予備費支出を考慮する
解決を視野に入れることも求めています。
農事組合法人は市内唯一の乳製品加工業者
「元気生活」に事業譲渡した上での酪農の継続を模索しましたが、
両社の話し合いはまとまらず、法人から元気生活への
牛乳の出荷は先月31日で終了し、給食も加工乳に変わりました。
法人は近く、所有する乳牛およそ100頭を島外へ売却する予定です。
市民の会の嘉手苅代表は
「いったん島外へ売却されると、再開するにはばく大な費用が掛かる。
まずは、乳牛売却を止めるために緊急的に市民へアピールしたい」と述べ、
市民の行動や意思表示を呼び掛けました。今後、署名集めや要請行動も検討します。
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