2023年 宮古島マリンターミナル解散視野に検討

2023年 宮古島マリンターミナル解散視野に検討

方言ニュース  2014年2月11日(水)
担当は上地和夫さんです。

琉球新報ニュースです。

宮古島市などが出資する第三セクター、
宮古島マリンターミナルはこのほど、
臨時の取締役会を開きました。

市が設置した第三セクター等経営検討委員会の
議論の結果、経営再建や会社更生法の適用が難しく、
会社を整理する以外ないとの結論が報告されたということで、
市などは、会社解散を視野に検討を進める方針です。

マリン社は20億円を超える累積赤字に加え、
伊良部大橋の開通により、海の玄関口としての役割も低下し、
伊良部島行きフェリー会社の事務所などのテナントが撤退するなど、
減収が予想されるため、
市などは「経営は厳しくなる」との見通しを示しました。

この日は各委員が持ち帰って
検討することになりましたが、
収益改善への見通しは立たず、
検討委員会が解散を視野に
議論を進めることになりそうです。

社長の宮古島市の下地市長は取材に対し、
「検討委員会から厳しい報告が出た。
報告を真摯に受け止めて対応したい」と語りました。

また、伊良部大橋の開通により廃止されたフェリーの船長は
「寂しさ半分、肩の荷が下りてほっとしたのが半分だね」と背筋をピンと
のばしたままつぶやいていました。

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