2023年 大浜の特攻艇秘匿壕群(沖縄県宮古島市)内部 先人の労苦を偲び感謝を捧げて参りました。 日本保守党 荒川区区議 小坂英二

2023年 大浜の特攻艇秘匿壕群(沖縄県宮古島市)内部 先人の労苦を偲び感謝を捧げて参りました。 日本保守党 荒川区区議 小坂英二

令和5年の秋に訪れた大東亜戦争末期の特攻艇秘匿壕群(大浜=沖縄県宮古島市)。

 海軍の特攻艇「震洋」とは別に、陸軍のモーターボート特攻「マルレ」を出撃まで格納する予定で琉球石灰岩を「コの字型」や「H型」に豪として掘ったものです。

 17もの壕が残されており、伊良部大橋のたもとの幹線道路沿いの森林の中に有ります。その壕内も拝見しましたが、特攻艇を転がすための軌道やコロが残されていました。

 格納予定であった「海上挺進第30戦隊」は本土からの移動途中に奄美近海で全滅してしまったため、実際に格納をすることなく敗戦に至りました。

 この陸軍の海上挺身隊の「マルレ」はフィリピン戦で米軍を震撼させた歴史を持ちます。爆弾とともに米軍の軍艦に体当たりするのです・・・。

 宮古島には、他にも特攻艇の秘匿壕が「荷川取海岸特攻艇秘匿壕群」や「沖縄電力周辺の秘匿壕」。

 沖縄を守り米軍の本土上陸も阻止するために現地の沖縄県の方々はもちろん、北海道から鹿児島県の方々も含むオールジャパンで我々の先人が身を捧げ戦って来られたことを改めてお伝え致します。

 公益社団法人 特攻隊戦没者顕彰協会のページに陸軍の海上特攻艇について詳細が記されています。

tokkotai.or.jp/contents/p935/

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