北朝鮮の事実上の弾道ミサイルが落下した際に備えて先島諸島に配備されているPAC-3について防衛省が来月以降も配備を継続することがわかりました。
政府は「北朝鮮が事実上の弾道ミサイルを発射する」として今年4月、先島諸島などに迎撃システムPAC-3を配備しました。
北朝鮮は人工衛星と称するものを5月、8月、11月に打ち上げ、この際にPAC-3による破壊措置はありませんでしたが、政府関係者によりますと北朝鮮が今後も早期に複数の衛星を発射すると表明していることを踏まえ、来月以降もPAC-3の配備を継続するということです。
宮古島市の住民
「基本的に島にはいらないと思うんですけど、世の中の情勢をみると必要なのかなという気がします。私はあえて容認というスタンスです」
「日本政府は『ミサイルだ』と言っているが人工衛星と証明されたと考えている。先島におけるPAC-3の配備は意味のないものと考えています」
防衛省は現在先島にそれぞれ2基ずつ配備されているPAC-3を1基ずつに縮小する方針です。
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