大型で非常に強い台風6号は、沖縄本島や宮古島に2日、最も接近しています。3日にかけて暴風や高波などに警戒が必要です。現在、沖縄は大半が暴風域にあり、猛烈な風やしけとなっていて、那覇市など多くの市町村で避難指示が続いています。那覇市では、明け方に最大瞬間風速52.5メートルを観測しました。空の便では、2日も沖縄や鹿児島県の奄美を発着する便で欠航が続いています。また、沖縄電力によりますと、2日午前10時半現在、県内の3割程にあたる、およそ21万戸で停電が発生しています。沖縄で予想される最大瞬間風速は65メートル、波の高さは12メートルとなっていて、気象庁は、暴風や高波などに厳重に警戒するよう呼びかけています。台風は動きが遅く、5日以降は東シナ海にとどまる見込みで、週末にかけて沖縄や奄美地方では影響が長引く恐れがあります。
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