沖縄県宮古島市で8日、絶滅危惧種に指定されているタカの仲間「サシバ」の飛来数の調査が始まりました。
サシバは冬を越すため中国大陸や本州から東南アジアへ南下する渡り鳥で、宮古島市の伊良部島はその途中の休息地となっています。
サシバの保護活動の一環で8日、県の職員や宮古野鳥の会のメンバーなどが双眼鏡をのぞきながら、飛来したサシバの数を数えました。
沖縄県環境部自然保護課 川崎浩明 班長:
毎年、飛来数を調査することでサシバの状況がわかってきます。調査結果を踏まえて環境保全活動につなげていきたい
2024年に飛来したサシバは過去4番目に少ない7700羽あまりとなりましたが、宮古野鳥の会によりますと、2024年は天候が良かったため、宮古諸島を飛び越えて石垣島や西表島まで渡ったと見られるということです
調査は21日まで続けられます。
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