観光地・沖縄県の宮古島で、島民を悩ませているのが「巨大人食いザメ」です。漁業や観光業に深刻な影響が出るなかで、島民の生活を守るため、サメの駆除を行うハンターの姿を追いました。
■ジョーズ級vsハンター死闘
日本有数のリゾート地・沖縄県の宮古島。海の透明度が高い今の時期、ビーチは多くの観光客でにぎわっています。
しかし、この美しい海を巡り、島民の間ではある不安が…。それは、頻繁に出没するサメの存在です。宮古島の近海では、サメによる被害が続出しているということです。
沖縄県では、漁師が釣り上げている最中の魚をサメが奪う“横取り被害”が多発。被害は年々、増加傾向にあるといいます。
漁師
「この近海はサメの被害で、ひどい時は(魚が)1匹も上がってこない。漁師の島に、サメは百害あっても一利もない」
サメが増え続ければ、観光客が襲われる恐れもあります。そうした事態を避けるために活動しているのが、DIVE宮古島オーナーの砂川博一さん(70)です。
漁師とダイビングショップ経営の“二刀流”をこなしつつ、40年にわたってサメの駆除も行っています。
人望が厚い砂川さんの元には、県外から来た多くの常連客の姿がありました。
常連客
「(宮古島にいる時は)絶対毎日来る。たまり場みたい」
「(みんな)ヒロさんに集まっている。ダイビングとは別で。だいたい月1回、1週間(砂川さんに)会いに。会いにだけ」
常連客の協力を得て、サメの駆除に臨みます。今回のターゲットは3メートル以上の大型のサメで、釣り針の大きさも通常の倍以上です。
仕掛けを海中に沈めると、いったんそのまま陸に戻ります。翌日、決戦の日を迎えます。
砂川さん
「大きい(サメ)が掛かっているように、お祈りしようか」
「じゃあ、行こうか」
仕掛けを沈めた場所まで向かいます。果たして、サメは掛かっているのでしょうか?
砂川さん
「ほら、掛かってるでしょ!しっかりつかんでおけよ!」
■ハンター1時間命がけ対決
すぐさまロープを手繰り寄せると、現れたのは体長5メートルはゆうに超える「ジョーズ」級のイタチザメ。雑食で攻撃性が高く、人を襲うことでも知られています。
大人数で協力してサメを引き上げ
サメ擁護派はどういう層なん?笑
被害出てるんだから駆除するのは当たり前で、人襲う可能性あるんだから人喰い鮫呼びも妥当でしょう
こええぇw
サメの肉を粉砕で堆肥にしたやつを畑に撒くと美味い作物が作れそう
巨大サメはロマンだ
その巨大人食いザメは人食べてるの?
サメも他の生物と同様に生態系を支えている一員です。そのサメを海中から駆除することで、海域内で循環する有機物の量が減り、生きているサメを利用している生物や死んだサメを餌にしている生物へ悪影響が及びます。海洋生物の多様性や生物量を減らすことが、長期的に見て観光業にとって良くないのは明らかです。安易な駆除は問題を悪化させるだけなので、根本的な解決のために他の方法を検討した方が賢明です。
ふと疑問なんだけどクジラとかサメみたいな生態系の頂点の動物を人間が全く狩らないと増えすぎて問題になる(弱い魚が食べられ過ぎる等)んだけど、人間がこういった大型生物を狩れるぐらい進化する前は誰がサメやクジラを調節してたんだろうか?
やっぱりシャチさんなんだろうか?
サメVSクマ
これ映画化しよう